そう言われているものの、ひとりあたりのお米の消費量は
40年前と比較して半分になってしまったそうです。
すっかり「国際的」になった日本の食卓。
食生活が欧米化することの悪影響も広く認識されるようになってきました。
そんな中で、学校給食のメニューにご飯や米粉でつくったパンが増えています。
日本のお米の需要がいままでとは違ったところで増えています。
日本のお米は、たとえば中国の富裕層の間では
現地産の10倍とも20倍とも言われますが、人気を集めています。
一方で「お米は食べるもの」という常識からはちょっとはずれた利用法も。
お米を家畜の飼料にするというもの。
また、車の燃料にするというもの。
大手酒造メーカーの研究所ではバイオ技術を生かすことで
お米を原料としたバイオエタノール製造に取り組んできたのですが
実用化のメドが立ったそうで、
国の援助を受けて大規模なバイオ燃料プラントを建設中です。
そして食器やトレーに。食器などにする場合、
古古米を原料として開発されたプラスチック素材が使われています。
熱伝導が低いうえ成型しやすく、燃やした際のCO2の量が少ないなど
従来のプラスチックより優れた点がいくつもあります。
この素材から作られたゴミ袋を指定ゴミ袋として導入している自治体もあります。
お米を作る現場でも変化が訪れています。
農業の問題は農家の高齢化、後継者不足など、深刻です。
絶景として知られ、「日本の棚田百選」にも選ばれた
石川県輪島市の白米千枚田では、
景観の保護と耕作者育成を目指し昨年からオーナー制度を導入しました。
県内外から応募で集まった約70人が
110枚の田んぼのオーナーとなってコメ作りに励んでいるそうです。
お米は日本文化の源流。衰退する一方だったところへ
新しい考え方や取り組みが次々と生まれています。
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